NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント
public.icon
#読書ログ
本のタイトル
次世代ガバメント
著者
#若林恵
評価
★★★★(満点が5)
本の要点
官僚制の登場というアメリカの郵便制度から始まり、小さい政府・大きな政府の揺れ返し、いわゆる「アドリブとシステム」の話に続く。デジタル時代において公民が担うべく”インフラ”はどこまでのスコープとするのかという話は面白かった。
この本の中でも、「(何かを決めるときは)それらを変えるためのルールも選定しなければならない」という文脈が包括的な行政府に繋がるというメッセージがあって良かった。
https://twitter.com/tkgshn/status/1345228896774410240?s=20
ルールを変えるために最も必要なのは、”ルールを変えるためのルール”
人口減、多様性増、高齢者増となったときには間違いなく今のシステムでは耐えきれない。
そこで、コンピューターの特性である「数理最適化(DL, ML)」や「スケーラリビティ(クラウド等を使用した、ボタン一つでのマシンリソースの増減)」に一寸の望みをかけるという内容w まあこれがDXだわな。
どんな人に薦めたいか
行政に従事する人
次に読みたい本
ザ・サークル
マックス・ウェーバー
官僚制のユートピア
ウェーバー的官僚制